資本論を読むことになってしまった

分からないことだらけの、この何ともいえないモヤモヤ感は・・・。

(8)Ⅰ版序文 パラグラフ⑦

Ⅰ版序文 パラグラフ7

①An und für sich handelt es sich nicht um den höheren oder

niedrigeren Entwicklungsgrad der gesellschaftlichen Antagonis-

men, welche aus den Naturgesetzen der kapitalistischen Produk-

tion entspringen. ②Es handelt sich um diese Gesetze selbst,

um diese mit eherner Nothwendigkeit wirkenden und sich durch-

setzenden Tendenzen. ③Das industriell entwickeltere Land

zeigt dem minder entwickelten nur das Bild der eignen Zukunft!

 

①文について

「それ自体としては、資本主義的生産の自然法則から生じる社会的対立の発展の程度が高いか低いかというのが問題なのではない。」

「資本主義的生産の自然法則」って何のことだろう?

「社会的対立」を生じさせているのだから、いわゆる「搾取による利潤」の構造を持つという事態をさしているのだろうか。

 

②文について

「問題なのは、これらの法則そのものであり、強固な必然性をもって働き、自らを貫徹するこれらの傾向なのである。」

ここでも「資本主義的生産の自然法則」への言及がある。おそらく、さきほど出てきた資本論の研究対象である「資本主義的生産様式」、「(その生産様式に応じた)生産諸関係」、「(その生産様式に応じた)交通(ものの動きの?)諸関係」を研究することで、この「資本主義的生産の自然法則」が明らかになるということでしょう。

 

③文について

「産業的に発展している国は、後進国にその国の将来像を示すにすぎないのである!」

前者はイギリス、後者はドイツということだろう。

他は特に問題なし。