資本論を読むことになってしまった

分からないことだらけの、この何ともいえないモヤモヤ感は・・・。

(6)Ⅰ版序文 パラグラフ⑤

Ⅰ版序文 パラグラフ5

①Mit Ausnahme des Abschnitts über die Werthform wird

man daher diess Buch nicht wegen Schwerverständlichkeit ankla-

gen können. ②Ich unterstelle natürlich Leser, die etwas Neues

lernen, also auch selbst denken wollen.

 

①文について

「したがって、価値形態の章を例外として、この本を理解するのが困難であると非難することはできない。」

やはり、価値形態論は難しいということか。

でも、価値形態論以外が理解困難ではないというのは本当だろうか?

今の調子だときっと理解困難におちいるにきまっている。困ったものだ。

 

資本論の「分からなさ」というのは、結局、言葉の内容をイメージできないところに由来するのだろう。たとえば、「商品」と書いてあると、それが指すものの範囲はどこまでなのかがイメージできない。

車や家なら商品だ。じゃ、土地は? 商品が労働生産物なら土地は違うよね、でも絵画は? みたいになってしまうのです。

資本論を取り巻く世界の言葉に、早くなれる必要があるのでしょう。

 

②文について

「私はもちろん、何か新しいことを学び、したがってまた考えようとする読者を想定しているのである。」

特に問題なし。