資本論を読むことになってしまった

分からないことだらけの、この何ともいえないモヤモヤ感は・・・。

資本論を読むというけれど、何を読めばいいのか

資本論には

第1巻Ⅰ版(1867)、Ⅱ版(1873)、フランス語版(1872-1875)、ロシア語版(1872)、Ⅲ版(1883)、第2巻(1885) 英語版(1886)、第1巻Ⅳ版(1890)、第3巻(1894)、剰余価値学説史

などがある。

マルクスは、1883年のⅢ版出版以前に死亡しているので、資本論に関してマルクスが最終的な編集責任者といえるものは、

   第一巻Ⅰ版(1867)、Ⅱ版(1873)、フランス語版(1872-1875)。

  ※ロシア語版に関しては、マルクスの責任編集かどうか分からないので保留。

  したがって、資本論に関して確実にマルクスの思惟を追えるのはこの3種類のテキストだけということになる。他の版はなにかしらマルクス以外の人間の解釈が入っている可能性があるので保留。同様の理由で、マルクスの死後「マルクス」の名前で出版されたすべての著作は、読書の対象にしないし、参考資料にもしない。

 でも、Ⅰ版、Ⅱ版、フランス語版の翻訳が手元にない。翻訳そのものは存在しているらしいが、持ってない。・・・かなりつらいが原語で読む。