資本論を読みながら、最初から読み返すことがある。まだ冒頭部分なので、さほど苦でもないのだが、そんなことをやっているうちに、パラグラフ6.7に関して、何か違和感を感じるようになった。以前の解釈ではどうしても問題が生じるような気がするのだ。
特にパラグラフ7の最後の文「したがって両者の各々は、交換価値である限り、他方のもから独立にこの第三のものに還元可能でなければならない。」である。
これまで考えてきた解釈では、どうも「スッキリ感がいまひとつ」なのだ。
しかし、何が違和感の原因なのかがはっきりしない。
また、読み直そう。